シネマッド2019年6月号
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6 受け入れ態勢を整えるのと並行して、将来を見据えた新しい動きも進んでいる。かつての参道でもある町家通りの町並みを整備し、「重要伝統的建造物群保存地区」指定を受け、次の観光資源に―と少しずつ課題をクリアしている。 囁かれていた「入島税」は、徴収方法など難問が多く、立ち消えになった。残る不安材料は6月3日から始まる“朱の大鳥居”の大規模修理。「文化庁の学術調査も同時進行なので、来年8月までの予定とはいえ完了がいつになるか…。観光客の皆様には多少のご不便をかけますが、ご理解のほどを」と宮島観光協会の斎藤直樹広報企画課長。ともあれ古き良き雰囲気を残しながら徐々に“脱皮”していく宮島の今後に期待したい。〔良〕▲大聖院へと続く参道にも外国人の姿が…▼清盛通りの表参道商店街は連日大盛況! 老舗ふじたやにも行列▲ 岩村もみじ屋も大繁盛▲ 大願寺界隈の飲食店も▲

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