シネマッド2019年6月号
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四………………………………………………………………………空母いぶき〔監督=若松節郎/原作=かわぐちかいじ/脚本=伊藤和典、長谷川康夫/出演=西島秀俊、佐々木蔵之介、藤竜也、佐藤浩市、益岡徹、本田翼、小倉久寛、斉藤由貴、玉木宏、高嶋政宏、市原隼人、中井貴一、深川麻衣/’19 年度/2時間13分〕 20XX年12 月23日の未明、日本最南端・沖ノ鳥島の西方四百五十㌔に浮かぶ初島に漁船団を装った国籍不明の武装集団が上陸、近海に急行した海上保安庁の巡視船からの連絡も途絶えたため海上自衛隊は即座に海上警備行動を指示、訓練航海中の第5護衛隊群を向かわせる。航空機搭載型護衛艦「いぶき」を旗艦に、イージス艦と護衛艦各二隻、潜水艦一隻の編成で、「いぶき」の艦長は航空自衛隊の元エースパイロット・秋津一佐(西島)、副長は海上自衛隊生え抜きの新波二佐(佐々木)だ。 間もなく敵潜水艦の攻撃を受けて護衛隊群は迎撃するが、「いぶき」は一発被弾し艦載機の発艦が出来なくなる。しかも涌井群指令(藤)が負傷したため秋津が指揮を執ることに。針路上には敵の空母艦隊が待ち受け二波、三波の攻撃を仕掛けてくる。事態を重く見た官邸では激論の末、垂水慶一郎総理(佐藤)が自衛隊初の防衛出動を決断、秋津たちは迎撃に徹しながら初島に向かう…。起こり得る〝衝突〞に日本はどう対処すべきか―。現場の自衛官は専守防衛の難しさと重要性に苦悩しながら、敵味方を問わず人ひとりの命を尊重する…。右寄りの人々は役者・佐藤浩市を非難したが作品を観てから発言しろ。それとも戦争したくて仕方ないのか。〔良〕………………………………………………………………………魂のゆくえ〔監督・脚本=ポール・シュレイダー/出演=イーサン・ホーク、アマンダ・セイフライド、セドリック・カイルズ、ビクトリア・ヒル/’17 年度=米作品/1時間53分〕 NY郊外の歴史あるファースト・リフォームド教会の牧師エルンスト○Cかわぐちかいじ・惠谷治・小学館/ 『空母いぶき』フィルムパートナーズ
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