シネマッド2021年9月号
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13令和3年9月号 ●2021年9月1日発行 第19巻・第9号/通巻219号拡大を抑え込み、医療従事者をはじめとする不眠不休で働いている方々の負担を減らし、全ての感染者に早く、十分な治療を施すことが肝要です。それには全国民の良識が頼り―という、シンプルな責任感なのです。◆こうした「深刻な感染状況」や「対策の要」などを、総理や大臣、知事たちは何んでもっと声高に発信しないんでしょう。もちろん“大本営発表”は絶対にダメですが、肝心な文章を読み飛ばしたり、責任逃れのような屁っ放り腰の発言は同じくらいダメです。高額の報酬をもらう役職の人ほど国民の命と生活を守るため命がけで働くべきだと敢えて念押ししておきます。◆政府は「野戦病院方式」だの「酸素ステーション」だの新設すると言っていますが、1年半も経った今になって思いついたの?とツッコミたくなる有様。つまりは専門家の懸念を今までまともに聴いていなかった姿勢が露呈したわけ。お得意の後手後手政策で効果は半減どころかいつになったら実現するやら。政治はアテにならない!◆それにしてもパンデミックで仕事も勉強もできず、収入激減の国民が増えれば税収も激減。政府はどうするつもり?。ああそうか、国債乱発で返済は未来の若者たちにという奥の手!。いいですか皆さん、自分の身は自分で守らなくては!◆ワクチン接種は2回目を終えひと安心ですが、まだまだ気楽に外出できません。映画ファンは良識ある人々ですから映画館には安心して行けますけど…。一日も早く友人と杯を交わしていろんな話をしたいのですが、当分は我慢、我慢…。 【良】

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