13令和３年11月号 ●2021年11月1日発行 第19巻・第11号／通巻221号◆閑話休題―。久々に広島から総理大臣が誕生したり、コロナの緊急事態宣言が全面的に解除されたりと世間が騒がしかった中で、気になるニュースが…。某シティーホテルに投宿しようとした年配男性、ホテルマンが荷物を持ってくれなかった！と激怒、フロントに詰め寄った末「俺は不動産会社の社長だけどホテルマンのくせに生意気な」とか暴言を連発。へぇ～日本はいつから階級制度が復活したんでしょう？。士農工商…じゃあなくて、政治家・社長・会社員・接客業・非正規…？。これを「カスタマー・ハラスメント」通称「カスハラ」と呼ぶとか。なるほど、こんな人間は世の中の「カス」みたいですものね。◆もうひとつ、池袋の暴走死傷事故を起こした元高級官僚が、禁錮５年で収監される際やっと「アクセルとブレーキとを踏み間違えたと理解した」と反省。当初は「自分は悪くない。車の制御機能が突然おかしくなったから…」と言い訳してたのに。◆どうも“上級国民”や政治家、官僚などエラい人々は「自分は間違わない」と思っているのか知らぬ存ぜぬを貫き通したり、都合の悪いことはもみ消したり他人のせいにしたり…。よくぞそれで日本を牽引している―と自負してますね。あっ、そうか「自分の負け」ってこと？◆こういうのを「世知辛い」と言うんでしょうか。もっと心を豊かに、懸命に仕事に打ち込みましょう。三浦仙三郎のように人生を賭けて、誇りを持って、額に汗して…。儲けではなくて世のため人のために努力する人って素敵ですね―と戸田さんもおっしゃいました。 【良】
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