シネマッド2021年12月
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13令和3年12月号 ●2021年12月1日発行 第19巻・第12号/通巻222号◆それから選挙がらみで二題。まずは、当選一日で一カ月分の文書通信交通滞在費が満額支給された話題。問題点はマスコミで取り上げられているとおり、議員の既得権益の非常識さ―。断言しますが、議員は自ら放棄したり改善することなどしない人種です。司法なり第三者機関なりが待遇を決めるシステムにしない限り、変わりません。◆そうだ、岸田総理は「聞く」のがモットーなので、ぜひ国民と往復書簡を交わす《文通費》として予算を遣い、国民の声を聞いてムダを省き、国民生活の向上に生かしてもらいたいものです。さあ、どうします?◆これも以前に書いたように、議員の経費やスケジュールなどは公務員秘書が全て管理すればムダ遣いもヤミ献金もなくなります。税金から“給料”をもらい国民のために働くのですから、必要なお金は遣ってもいいけど私腹を肥やす金は一銭たりとも許しません、雇い主として。◆同様に、無免許で交通事故を起こし、当選後にバレて都議会で糾弾されたら、病気を理由に雲隠れしていた人もいました。仕事をしていない間の“給料”は寄付したとか言っているけど、どう考えても議員活動の再開は無理。社会人としての資質すらないんだから即刻、辞職すべきでした。隠れずに、額に汗して地道に歩いてください!◆ともあれ、センセイ方や官僚の思考回路は理解できないのであまりアテにせず、古狸たちが絶滅危惧種になるまで、庶民は自助・共助で生き抜かなければならないようです。いずれ不良上級国民たちに神罰を下すべく“一票の重石”を…。  【良】

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