シネマッド2021年12月
16/26

12◆映画『吟ずる者たち』が遂に広島先行公開され、ヒットしています。特に八丁座では感動的秀作に見られるコンスタントな入りが続き、年末まで、好調がキープされるようなら新春までロングランされる勢いです。◆二日間にわたる舞台挨拶行脚にも同行し、「追花心」の半纏と帆前掛けを着けて観客の方々を出迎えたり記録写真を撮ったりしました。中村俊介さん扮する仙三郎の下で働いた蔵人として「旦那、お久しぶりです。永峰酒造に“蔵替え”しました…」とご挨拶、比嘉愛未さんも交えて控え室で雑談したりと、楽しい二日間でした。◆多少なりとも製作に関わった者として、この作品を一人でも多く観ていただきたい―と劇場公開の後はホテルやホールでも上映しようとシネマキャラバンVAGさんと企画中です。同時に油谷誠至監督の前作『飛べ!ダコタ』の上映会も連動させ、例の半纏と帆前掛けを着けての撮影裏話などをさせてもらおうと考えています。上映会案内を見かけられましたら、是非!◆ところで、明治編の蔵人役の小生が見つけられなかった…という声もちらほら聞こえましたが、ウォーリーを探せ状態ですから、あまり心配(ウォーリー)しないでください。それよりも物語に集中して!◆この感動作に酔いしれている間にも、世の中は騒がしく…。ひとつは真子さんのご結婚ですが、あの会見は新妻を楯にして夫は上辺だけの言葉で“疑惑”を封じ込めようとしているように見えて仕方ありませんでした。まあ、時が経てば本質も見えてくるでしょうから…。◆深窓の令嬢は、お祖父さまが危篤だという時に何故、結婚を急がれたのでしょう?。それが不思議でなりません。以前にも書いたように一度、皇室を出て庶民の生活に慣れた後、一年か二年して結婚すればいいのに。渡米するまで、した後も警護が付くなんて異常では?。いつになったら普通の生活が…。

元のページ  ../index.html#16

このブックを見る