三環境というか空間を創るのが仕事。そこで期待どおりの反応というか、期待以上のお芝居をしていただいて感謝です」と絶賛した。 会見後の控え室で、比嘉にこんな話をした。酒造りに挑戦する明日香の姿を撮る小松原茂カメラマンが、傍で密着取材していた筆者にポツリ「これはね、仙三郎の視線なんだ」と。なるほど―と思っていたことが演じる比嘉にも伝わっていたようで「前の作品(飛べ!ダコタ)でもそうでしたけど、撮影の合間や食事後に撮影の考え方などを話してくださりとても勉強になったんです。今回も小松原さんをはじめベテランの方々がいい仕事をしてくださったので、仙三郎さんの視線を感じながら演じられました」と感慨深げだった。 三人は舞台挨拶でも口を揃えて、「構想から八年、クランクインから三年、途中で二年の中断もあって、やっと公開できました。待っている間も、文字どおり〝吟じて醸す〞酒と同じように熟成した作品になったと思います。是非じっくりと味わってください」と万感の笑顔をみせた。先輩の蔵人にまじって酒造りに挑む明日香を小松原カメラマン(手前)が仙三郎目線で撮る〔2018年11月16日/西条「福美人酒造」の酒蔵で〕倉橋「林酒造」に残る古い蔵での撮影の合間に撮らせてもらった仙三郎のイメージ写真※八丁座では年末まで(入りが良ければ新春まで)上映中/Tジョイ東広島は上映期間未定/ InterviewInterview
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