シネマッド2022年2月
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12◆昨年の12月号誌上に《映画愛の募金箱》を掲載したところ、さっそく数人の方々からご送金いただきました。本当に有難うございました。◆この「有難い」は元々仏教の教えからきているそうでして、人間は今生では修行僧のようなもので、「まだまだ未熟な私にこのような素晴らしいことなど有ろうはずもない、有り難い」と奇跡のような出来事に感激し感謝している心情を言うもの―と昔、法事か何かの際に教えていただいた覚えがありますが、今まさにその心境です。◆皆さまのご厚情に手を合わせながら、まずはパソコン環境の“救済策”第一弾として事務処理つまり確定申告用のWindowsパソコンを新調させていただきました。なにしろ、これまでは旧式のXPで10年余り前の会計ソフトを恐る恐る動かし、申告の際は青色申告会の税理士さんに無理矢理データを開いて最新バージョンで確認していただくという荒技を続けていました。実は「申告会の中古パソコンがダウンしたら、もう無理です。来年あたりは…」と買い替えを勧告されていたのです。◆それがやっと「Windows10」のノートパソコンに2022年版の会計ソフトをダウンロードして楽々&快調に決算できました。とはいえ令和3年も大赤字!。2年度はまだ持続化給付金などの支援があったので、かつかつ「収支ゼロ」だったのですが、この一年は広告収入も僅かで、飲食店のような“休業補償金”はもらえないので…。◆ニュースを見ていると首都圏の飲食店は「3カ月前の補償金が未だ入金されていない」とか「感染予防対策にかなり“投資”して踏ん張っているのに、時短営業を強制されたんじゃ少々の補償金をもらっても赤字だよ」といった愚痴をもらしていますけど、お役所仕事ってどうして遅かったり、後手後手だったり庶民感覚とズレてるの?◆緊急事態だと言うならいっそ事業規模や実情に応じて大金を

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