2022年10月
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 第20巻・第10号/通巻232号11令和4年10月号●2022年10月1日発行リーダーの仕事は果たせませんよ。あの「聞く力」はどこへ?◆「あっそう」とかいう人のゴリ押し提案を聞いたとされる例の“酷葬”にしても、最初から三権の長が集まって検討していれば最良の方法・形式を導き出して“おくりびと”の責務を果たせたと思うのですが…。◆そういえば、岸田さんの公的演説を聞いていると、なんだかカッコいいキャッチフレーズがあるだけで、具体的な目標設定や方策が示されていないような気がします。「広島出身の総理大臣」を自認するのであれば、中途半端な「橋渡し役」なんて言わないで欲しいものです。◆ヒロシマ、フクシマの“声”を聞いて、核廃絶に向けた国際的行動の「牽引役」を務めてこそ《我らが総理!》と胸を張ってお呼びすることができるんですけど…。原発再稼働にしても、電力大手や官僚のご都合ばかり聞かないで、良心に耳を傾け、日本の未来に向けて政策を表明して欲しいと願います。◆ついでながら、マイクの前で常にポツリポツリと話される姿は手元の原稿を読まされている感じがします。もっとご自分の言葉で、堂々と力強く、国民に向かって語りかけてもらえば、大半の人々は頷きます。◆ああ、また愚痴を書き連ねてしまいました。そんな暇があるなら、目の前の号を早く仕上げなさい!と叱られそう。はい、頑張ります。体力と同時に気力も充実させて、疾走します。◆来年7月で創刊20周年です。その「特別号」を準備しながら、いくつかの難関を乗り越えて、晴れ晴れと20周年を迎えたいと考えています。    【良】

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