◆まずは紙屋町・基町エリアと広島駅前エリアとの比較だが、資料には▽商圏の居住人口は約27万VS32万▽公共交通機関利用者数は11・2万広島駅前が〝勝ち〟としている。 二えっ?〝頭数〟で決めるのなら…中国新聞社が毎年「広島市広域商圏調査」を実施しているが、昨年11月発表の最新版では「よく買い物などに利用する」人の割合は、紙屋町・八丁堀が連続1位で21・4%(うち紙屋町は12・9%)、2位がイオンモールなどの府中町で16・0%…と続き、広島駅周辺は8位の3・6%となっている。この〝差〟に関してはどう説明・説得したのか―◆現在、「広島駅ビル」を大改築しているが、これが完成すれば路面電車が乗り入れ、ショップやシネコンが大々的にオープンするので〝商圏〟と広がる中央公園内の市立中央図書館と映像文化ライブラリーなどの施設再整備計画で、広島駅前の商業施設エールエールA館(福屋・ジュンク堂書店など)への移転を決め市議会総務委員会に基本計画案を示した。松井市長は「関係者に丁寧に説明し理解を得た」として本年度内に設計に取りかかり、ʼ26年度に開館の予定だという。が、ちょっと待った!賛否両論が飛び交ったと聞いたが、反対意見=現在地建て替え案・中央公園内移転新築案はどこへ消えたのか?。さらに一般市民から公募したさまざまな〝意見〟にはどう応えたのか?。まさか「一応、承りました」と官僚・政治家お得意の手法で処理したのではなかろうが…。ともあれ疑問点を列記してみる。広島市は、紙屋町・基町エリアにこれまで総務委員会で議論を重ねVS12・7万、いずれも僅差ながらあたまかず松井市長ぉ〜!緊急チェック緊急チェック発表資料に疑問いろいろ…図書館移転計画は本当に大丈夫なの?
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