しての注目度はアップ、「エキキタ」と合わせて前項の数字も5%〜10%にはなるかも知れない。ならば何故エールエールA館から大きな書店やショップを追い出してまで〝駅前〟にこだわるのか?。いっそ「新駅ビル」にエントリーしていれば、スペースや設備など設計が窮屈にならなくて済んだだろうに…◆その設計に関しても疑問がある。図書館の「閉架書庫」つまり書物の保管倉庫は建築基準法で積載荷重に耐え得る床の強度がデパート仕様の四倍と決められているが、総務委の説明では「閉架書庫でも(約三倍の)九千八百N/㎡を超えないと見て、補強の必要はない」?◆加えて書庫も映画フィルムの保管庫も温度・湿度を一定に保つ設備にしなければ劣化してしまう。さらに火災や水漏れなどに備えて超厳重な防護仕様にしなければいけないが、図面や改修費にはそれらしい項目はないようだ。ちなみに上のフロアは飲食街になっている…◆図面といえば、A館の8〜10階に分散するメイン施設のうち映像文化ライブラリー(現在約千三百㎡)は、9階の「保管庫など」が五百五十㎡、客席は現在の百六十九席から約百席ほどになるという。狭くなることも憤慨ものだが、ホールは〝天井高〟が通常フロアの二倍近くは必要なのだが…。映画館の場内を思い起こして欲しい。ビデオ上映会じゃない!三 繋がるゾーンにしていただきたい。細かく指摘していけばキリがないが、ともかく中央公園内への改築・移築案の再考を願う。このエリアを広島の文化とスポーツの拠点として諸々を集約再整備し、平和公園へと10階の「上映ホール」が六百㎡で、広島市立中央図書館 広島市映像文化ライブラリー
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