○C2022 Palouse Rights LLC. All Rights Reserved.………………………………………………………………………………………………………………………………………………（デ・レオン）が超人的なサバイバル能力を発揮し、無能な乗客や乗組員たちを支配するのだった…。痛烈な視点でブラックユーモアを発揮するオストルンド監督が、前作『ザ・スクエア〜思いやりの聖域』に続いてカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した秀作。逃避と過食を重ね、体重272㎏と〝鯨〟並みの超肥満体になった大学講師のチャーリー（フレイザー）は、恋人の妹でただ一人の親友でもある看護師リズ（ホン）に介護を受けている。僅かと宣告され、長らく音信不通になっている娘エリー（シンク）と和解しようとするが、彼女もまた多くの悩みを抱えていた…。 五 などで活躍したフレイザーが体重を増やしたうえで特殊メイクを施して熱演、オスカーを手にした。最愛の恋人が亡くなったことから現実（渡辺）は新聞の三行広告「茶飲友達ある日、病状が悪化した彼は余命かつて『ハムナプトラ』シリーズ妻に先立たれた孤独な老人・茂雄募集」に目を留め、連絡する。そこは高齢者専門の売春倶楽部で、代表のマナ（岡本）がフレンドリーに運営し若いスタッフ千佳（海沼）たちが送迎や集金を担当、松子（磯西）たち65歳以上の〝ティーガールズ〟を派遣している裏ビジネスだ。ある日、高齢者施設で暮らす老人から「茶飲み友達が欲しい」という悲痛な電話が入る。そこには《人生百年時代》の〝負の現実〟が見えた。同時にスタッフたちもガールズたちも皆それぞれに苦い過去や現代社会の悩みを抱えていた…。ザ・ホエール茶飲友達〔監督＝ダーレン・アロノフスキー／原案・脚本＝サミュエル・D・ハンター／出演＝ブレンダン・フレイザー、セイディ・シンク、ホン・チャウ、サマンサ・モートン〔監督・脚本＝外山文治／出演＝岡１時間57分〕本玲、磯西真喜、海沼未羽、渡辺哲／ʼ22 年＝米／／ʼ22 年／２時間15分〕○C2022「茶飲友達」フィルムパートナーズ
元のページ ../index.html#6