第21巻・第5号/通巻239号もんでんだいち11下がる一方。こんな状況で将来どうなるの?…と勇気を持って県議選に立候補したのが旧知の門田大地さん。かつて中国放送で人気番組『週刊パパたいむ』や『KEN-JIN』などをプロデュースした方で、後に大林宣彦監督作『海辺の映画館』なども。常に笑顔で、斬新なアイデアを現実の形にする人物です。◆公約の基本は選挙制度改革。「お金をかけない選挙」を謳い必要最小限の資金で、事務所は構えず、学生ボランティア3人の助けを借りて自らもポスター貼りに歩き…と省エネ活動を。結果は約1,600票の差で次点。◆何もお手伝いできず、申し訳ない…と謝りながらも、今回の行動力には大拍手を送ります。日本の選挙は組織力と資金力に頼り、選挙カーで名前を連呼、公約は型どおりで気持ちがなく「皆様のお力で…」と頭を下げながら当選したら大先生になり権力乱用―というのが大半。◆そんな選挙活動は不要です。立候補者が一堂に会し討論会を開催。その様子をテレビ中継やネット閲覧、広報紙などで観て有権者は熟考する。それで十分だと思いませんか?。街頭演説も握手作戦もしなければムダな金をかけずに済むし、袖の下も不要。それに間違っても手製の武器で襲われる心配もなくなりますよ。議員の定年制も必要でしょうが、先生方は自ら改革はされないでしょうねぇ。◆日本は保守王国、というより保守独裁。ロシアや中国などを非難できません。バランス良く国民・市民の声を反映できる、真の民主主義国家を目指して、門田さんと同じ志を持つ若者に未来を託しましょう。 【良】令和5年5月号 ●2023年5月1日発行
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