2023年9月

3/14

たいと相談を受ける。昭夫は今、妻との離婚問題に加えて大学生の娘・舞（永野）との不和に悩んでいるのだが、その思いを抑えて屋形船のツテはないかと向島の実家を二年ぶりに訪れる。足袋職人だった父はすでに他界し、母親の福江（吉永）が独りで暮らしている。ところが、いつもは割烹着を着ていた地味な母は小粋な洋服に身を包み、髪は明るく染めているではないか―。　聞けば、近所の番場百恵（枝元）や琴子アンデンション（ＹＯＵ）、牧師の荻生直文（寺尾）たちとホームレス支援のボランティア活動に熱中しているという。そのうえ、ウキウキと恋愛している様子。昭夫は実家にも居場所がないような気がして戸惑い落ち込むが、下町のお節介と人情に温かいものを感じていく…。思いをしっかり受け止められるよう努めます。大泉さんとは初めてなのでちょっと心配でしたが、明るくて優しくて、励まされています。すてきな親子になりたい…なります！」入学し、原点に戻って監督の吉永小百合「山田学校に再三