2023年12月

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4◆18年半にわたり『四字熟語で今を斬る！』を連載していただいた“黒頭巾”氏が今号をもって筆を置かれることになり、残念至極。ネタ集めに支障をきたすため覆面で―と、幅広い分野の話題を取り上げ舌鋒鋭く斬っていただいたのですが…。長い間ありがとうございました。雑誌は読み物が命です。氏の感性を受け継いでいければ…。◆そういえば代々政治家の地盤・看板・鞄を受け継ぎながら、久々の広島出身首相になられたのに「やっぱりボンボンか」と陰口をたたかれている奇意思だ総理の“迷走”が止まりません。どうやら「聞く耳」が諸先輩に向いていて、野党や国民の声は内耳より奥には届かず…。◆そもそも総理たる者、将来の日本をどうしたいのか―というビジョンが鮮明でなければ政策が独り善がりだったり、支持率重視の“その場しのぎ”だったりするわけで、庶民の「聞く耳」は貴方の本音を見抜いています。例の「異次元の少子化対策」はその後どうなったんですか？◆もしも「貴意思だ総理」なら、Ｇ７広島サミットをヒロシマで開催するからには、各国首脳を半日以上「平和記念資料館」に缶詰めにして被爆の実態を本気でレクチャーしたうえ、核兵器廃絶への共同宣言を世界へ発信するべきでしょう。中途半端な「橋渡し役」ではなく、世界の先頭に立って条約批准に邁進し一歩でも前に進めば、ひょっとしたらオバマさん超えの評価をもらい「ノーベル平和賞」受賞も夢ではなかったのに…。◆その勢いで、人の手では制御できない原子力発電は終わりにして、「クリーンエネルギー」を100％実現すればいいのです！。手に負えない“汚れた水”は処理して薄めても膨大な量を流していけば海も汚れます。奇麗だと言うなら、飲み水としてボトルに入れて政官財の方々に飲んでいただいてはいかが？。または福島原発の近くに揚水発電所を造って処理水を使えば、これもＣＯ2ゼロのエネルギーです。