2024年1月
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4しばおどでっちぶざまお かはなたあけましておめでとうございますたちの、頭を叩いたりドツイたり◆本年も相変わりませず宜しく泥水に無様に倒れ込んだり…と、お願い申し上げます―とご挨拶し嘲笑を浴びるのが“芸”だと思ってふと顧みれば月日のタツのは早いいらっしゃるのが気になります。もので、小生そろそろ第三の人生滑稽なお笑いとも違います。について考えなければなるまい…◆それで思い出した裏話ですが、と足腰を摩りながら思いを巡らす今日この頃。椅子からたつ時にはかつて山田洋次監督と「寅さんの笑い」について話していますと、「よっこらしょ」と呟き、もはや龍馬の如き勢いもなく…。なのでこんなことを明かされました―。「寅はね、確かに可笑しなことをMacに向かって誌面づくりに没頭やるんだけど、本人は一生懸命。して夜更かしでもしようものならただ学がないからトンチンカンな翌日の午前中はポケ〜老人に…。そんな時“心の栄養”になる映画を言動をしてしまう。そこに笑いが起きて、観客は“バカだねぇ〜”と観ると、暫し「映画青年」に。言いながらも、どこか親近感さえ◆そんなことから、今年初めての抱いているんじゃないかな…」と《これを観ずして》に選んだのはおっしゃいました。納得。チャプリンの名作『街の灯』です。◆そうか、観客にも「思い当たる久しぶりにブルーレイで観賞してこと」があるから、寅さんを笑いいろいろなことを再認識しましたが、中でも“笑い”の要素に感服。ながらもエールを送りたくなるんでしょう。そう言えば昔、洟垂れ一見、戯けているようですけれどの丁稚を演じさせては天下一品の決してオチャラケてはいなくて、名優・藤山寛美が「アホの役は、本人は素直な感情表現を映画的に本当にアホやったらでけしまへん多少オーバーに演じているのではのやで」と言ったのを今も鮮明にないでしょうか。昨今の芸人さん

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