2024年1月
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スイッチ〜人生最高の贈り物〔監督=マ・デユン/出演=クォン・サンウ、オ・ジョンセ、イ・ミンジョン/ʼ23 年=韓/1時間52分〕〔監督・脚本=アキ・カウリスマキ/出演=アルマ・ボウスティ、ユッシ・バタネン、ヤンネ・フーティアイネン、ヌップ・コイブ/ʼ23 年=フィンランド・独/1時間21分〕〔監督・脚本=ウディ・アレン/撮影=ビットリオ・ストラーロ/出演………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………枯れ葉サン・セバスチャンへ、ようこそ 超人気俳優のパク・ガン(サンウ)は、若手女優たちと浮名を流してもスキャンダルを恐れぬ独身セレブ。クリスマス・イブは恒例の授賞式でトロフィーを手にすれば気が済んで親友でもあるマネージャーのチョ・ユン(ジョンセ)と酒を飲んで帰宅のタクシーに乗る。すると、運転手が「もし人生をやり直せるなら、どうする?」と問われる…。 翌朝、眼を覚ますと見慣れぬ家で幼い双子と、妻として家事に励む元カノのスヒョン(ミンジョン)が居るではないか!。しかも、自分は無名の俳優に落ちぶれ、ユンが演技派のスター俳優にと入れ替わっていた。何んで?と戸惑いながらも逆転人生に突き落とされて生き抜くしかないガンは、もがきながらも元の生活に戻ろうと奮闘するのだが…。 『希望のかなた』(ʼ17 年)で引退を宣言したカウリスマキ監督が六年の空白を経て復帰した。無意味な戦争に嫌気がさし、愛や希望を描きたくなった―という理由だと言う。 物語の舞台はヘルシンキ。恋人の悪癖をきっぱり諌めるような現代の強い女性アンサ(ボウスティ)だが、理不尽な理由で仕事を失う。一方、酒に溺れながらも工事現場で懸命に働いているホラッパ(バタネン)は、カラオケバーでアンサと出会った。魅かれ合いながらも、互いの名前を知らぬまま夜の街に消えた二人は、果たして再会し幸せをつかむことが出来るのか…という物語。 カウリスマキ監督が敬愛する名匠たちの映画のほか、クラシックからポップス、そして「竹田の子守唄」まで散りばめている。○CSputnik/Photo: Malla Hukkanen四

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