★バグ〔平成8年/高橋かおり・木之元亮・加賀まりこ〕★守ってあげたい!〔平成11年/菅野美穂〕★白い船〔平成14年/中村麻美・濱田岳・大滝秀治〕 生まれ。高校で演劇部に入り、演出や脚本づくりに魅せられたものの、芸能の世界に進むことを親から反対され、自衛隊に入る。二年後、貯金片手に上京し、映像の学校に入学。先輩から「演出家を目指すなら映画監督になれ」と助言を受け、ビデオ用映画の脚本募集に応募し採用され劇場用映画初監督※。その『バグ』が東京国際ファンタスティック映画祭で絶賛された。第2作『守ってあげたい!』の凱旋上映で帰郷した際、故郷の小学校を舞台にした感動的な実話を知り、映画化を決意。地元の協力を得て〝夏合宿〟方式で撮影したのが『白い船』。同年のミニシアター全国興行成績で1位になり、観客が続々ロケ地を訪れて地元は大騒動。これが〝聖地巡礼〟の先駆けに。の温かさを描く感動的な作品を中心に撮り続けている。昭和37年1月29日、島根県出雲市以降、故郷の魅力を再発見し人々※『バグ』は当初Vシネマとして制作した初監督作品だが、映画祭に出品されたことから劇場公開作品になった 二特集特集ふるさとにキラリと輝く心の宝石を見つけて撮る島根を拠点にヒューマンな感動作を撮り続ける映画監督・錦織良成の仕事
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