2024年7月
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おっしゃぬしやま4◆自民党・安倍派の“裏金疑惑”が報じられて、はや数カ月。なのに疑惑は解明されないままで国会は政治資金規正法の改正を巡り与党のゴタゴタ&ズルズル改正案提示に振り回され、結局は根本的解決など期待できない内容に…。この人たちは何故「金の虫」になるんでしょうねぇ?。しかも、使途は明かせないなんて…。◆議員先生方は「自由な政治活動には必要」と仰るけど、どうやら「いつ誰と会って、いくらの金が動き、何を話したか」を言えないということのようで…。それって世間では「裏工作」とか「密談」「謀略」って言うんですよ。◆あるいは大企業の方が有力議員に面会してお願いごとをする際、菓子箱の底に大判小判を隠し入れ「宜しくお願いします、お代官様」「お主もワルよのう」と高笑いをすれば「袖の下」つまり「賄賂」ですし、議員がこっそり軍資金を配って選挙協力を依頼すれば河井夫妻のように処罰されます。もし「そんな疾しいことではない」と仰るなら正々堂々、陳情を受けて公の会議で政策を検討し、選挙の時には“日本の未来像”と具体的な政策を熱く語って投票を呼びかけましょう。それが民主主義です。そこには少しの必要経費がかかるだけで、領収書はもらえますよ。裏金なんて必要ありません!◆政治には金が必要だとか、地元に秘書を何人も抱えなければ…と言う保守政党の方たちはどうやらどんな手を使ってでも議員になり議席を増やし、議席を守り続けることで、政財官の集権体制を構築したいようです。北極に面した超軍事大国や黄砂まみれの強権大国のような独裁政治を夢みて?◆企業・団体からの献金は賄賂になるので全面禁止。献金するなら個人名義で、年間いくらまで―と制限をかけること。マイナンバー入りの領収書を添付すれば控除を受けられるようにしましょうよ。献金先は議員の個人事務所または政党本部だけにして、地方の政党支部だの後援会などはダメ。また議員本人から政党支部や後援会に

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