2024年9月
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か4◆79回目の「8月6日」―広島はこれまでになく世界中から注目を集め、多くの人々が訪れたように感じました。昨年のG7サミットや映画『オッペンハイマー』など再認識される契機があったからか海外からの観光客も急増しているようです。単なる“観光”ではなく「ヒロシマ」の真実をしっかりと受け止め、母国で広めていただくことを切に願う次第です。◆3日後の長崎平和祈念式典ではイスラエルを招かなかったことでG7諸国が大使の出席を拒否する騒動がありましたが、あれは少々“おかしな論法”だったのでは?。「イスラエルをロシアなどと同列に置くのは納得できない」とし、「これを政治問題化したくない」と付け加えて。いやいや、これは十分に政治的な発言ですよ!◆イスラエルは病院や学校などに無差別攻撃を加え続けています。「そこにハマスが潜伏している」という理由をこじつけて。ロシアも同様にショッピングセンターや教会、学校、病院などにウクライナ軍が隠れているとして無差別爆撃の連続―。もし“潜伏”していると言うなら、一般市民、特に子供や女性、老人たちを事前に避難させ軍人同士で正々堂々と戦う方法を模索すべきです。いや、そんなに戦争をしたいなら大将同士が国境で一騎打ちをすればいいんです。本当は戦うよりも停戦交渉に持ち込むのが一番ですが…。◆プッツン大統領も、ネタミヤス首相も「鬼畜の所業」をしている人で、「平和を祈念する式典」に参列する資格はありません。なにしろ二人とも戦争犯罪容疑で国際刑事裁判所から逮捕状が出ているので「同列」です。G7広島サミットの時とは違って鬼畜らの首根っこを捕まえて、強制的に原爆資料館の中を終日引き回して戦争の実像や核兵器の恐ろしさをこれでもかと叩き込むのがいいかも。◆欧米各国、特にG7は“親戚”のようなイスラエルの肩を持ちたいのでしょうが、そもそも大戦後の「二枚舌外交」のゴリ押し政治で彼の地にイスラエルを建国させた

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