全国の珍しくて美味しい手作りジャム約60種を集めた『駱駝カフェ』が7月7日の七夕にオープンした。元々豪華客船のクルーズスタッフだった松浦直樹代表は、仕事の合間に全国を食べ歩きするうち多くの絶品ジャムに出合った。季節の果物や野菜などを使った希少ジャムの味や“ジャム作家”たちの思いにふれ、それらを消費者に伝えるため開店に踏み切ったという。
店内には季節の逸品が並び、好みの味をじっくりと探せる(写真上)。「ジャム食べ比べプレート」(お好みジャム3色+スコーン=500円)も用意している。松浦代表は客との会話から要望に合う品を薦めながら、ジャム作家の思いや調理方法の解説も話すほか、各地から作家を招いてのジャム作りセミナーも開いていくという。
また、ジャムを使ったものが多い北欧料理を参考にした自慢のメニュー「駱駝プレート」(写真下)は「スウェーデン風ミートボールのリンゴンベリー添え」をメインに、「季節の野菜に、豆腐とアボガドのディップ」「生姜ジャムを使ったエビマヨ」「マッシュポテト」「ミニトマトのパン粉焼き」「チーズスフレ」のワンプレートに、コンソメスープ、日替わりパンという内容。どれも初めて体感する爽やかな味わいだが風味豊かで、量もほどよく、女性客に喜ばれそう。980円で、数量限定。
このほか、作業所で手作りしたオリジナル「駱駝クッキー」(100円)や「季節のジャムの炭酸割り」(500円)、寿屋の豆を使った「駱駝ドリップコーヒー」(400円)なども。また夜は、一品料理(肝のマーマレード煮、生姜ジャムと牛蒡など)に合うレモンのワインなどのフルーツ酒、梅酒なども用意して
いる。値段はいずれも税別。
※広島市西区横川町3丁目4−13・横川商店街 “星のみち”(広島信用金庫横川支店の北側)=営業時間は
11時〜21時(金・土曜と休前日は24時まで/不定休)℡082・293ー8186