中国放送では、浅野公の広島城入城400年とテレビ開局60年とを記念して今春、
『チームラボ 広島城 光の祭』を開催する。これは、デジタル技術を駆使して「街が街のままアートになる」プロジェクトを世界各地で展開している「チームラボ」により、日本三大平城の一つ広島城の本丸上段エリアを入場者の“存在”によって変化する「相互作用の光のアート空間」にするもの。
展示作品には、《忘却の礎石にたちつづけるものたち(写真1)》や《呼応する、たちつづけるものたちと木々(同2)》《呼応する広島城(3)》《桜の池跡の水面に立つ、自立しつつも呼応する生命(4)》《石垣の空書と鯉 反転無分別―広島城跡》といったタイトルが付けられ、いずれも光のオブジェが人の動きに呼応して色を変え音を響かせ周りのオブジェに伝播していくなどファンタジックな世界を醸し出す。
開催は2月8日(金)〜4月7日(日)までの18時30分〜21時30分(最終入場は21時)。入場料金は大人(16歳以上)1,000円・前売800円、小中学生700円・前売500円で、6歳以下は無料。なお、障がい者手帳持参者は無料となるが、付き添い者は有料。RCCオンラインチケットほかで販売中。
〔注〕車イスやベビーカーでは観覧できないエリアあり=入り口付近にベビーカー置き場あり/全面禁煙/ペット同伴不可/
小雨決行/フラッシュ撮影や三脚の使用は不可!
※実行委員会事務局(中国放送事業部内)℡082・222ー1133
◆http://tv.rcc.jp/tv60/teamlab
★ちなみに、元備中足守藩主で紀伊和歌山藩第二代藩主だった浅野長晟(ながあきら)公が、福島正則の改易にともなって、四十二万石に加増されて安芸広島城に移ったのが元和5年(1619年)8月。以来、第十二代・長勲(ながこと)公が明治4年の廃藩置県で辞するまでの252年間、浅野家が広島城の城主として安芸の国を治めた。