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広島出身・淺雄望監督『ミューズは溺れない』受賞記念で地元アンコール上映

ミューズは溺れないTS 広島出身の淺雄 望(あさお のぞみ)監督の長編デビュー作ミューズは溺れないが2つの映画祭で受賞したのを記念し八丁座5月26日(金)〜6月1日(木)までの1週間限定でアンコール上映されることが決まった。
 物語は、とある高校の美術部員・朔子(上原実矩)が漁港で船のスケッチに苦戦するうち誤って海に転落する。居合わせた同じ部員の光(若杉凩)が「溺れる朔子」と題した絵を描いてコンクールで受賞したうえ、その絵は学校に飾られて話題に。さらに新聞記者の取材に光は「次回作も朔子をモデルにする」と勝手に発表!。朔子は悔しさから絵を諦め、代わりに壊れた鳩時計などを使って造形物の創作に挑戦する。そのうち彼女は再婚した父と臨月の義母、自宅取り壊しと新居への引っ越し、そして親友・栄美(森田想)とのケンカといった多くの悩みを抱えながら、美術室で光と向き合う―という新感覚の青春映画。
 この作品は第22回「TAMA NEW WAVE」でグランプリベスト女優賞(上原)を、第15回「田辺・弁慶映画祭」ではグランプリ観客賞フィルミネーション賞俳優賞(若杉)の計6冠に輝いた。
 今回のアンコール上映会は連日19時から上映。入場料金は一般・大学生が1,300円、シニア(60歳以上)は1,100円、高校生以下1,000円。https://johakyu.co.jp