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『この世界の片隅に』の片渕須直監督を招き八丁座でイベント

 全国屈指の超ロングランが続き、8月5日には39週目に入る「八丁座」(広島市中区胡町)での
この世界の片隅に』。その片渕須直監督を招いての「平和祈念トークイベント」が下記のように
開かれることが決まった。この世界の片隅にS

片渕須直監督トークイベント
日時:8月5日(土)18時30分から約50分間
会場:福屋八丁堀本店9階「八丁堀SORALA

入場無料=立ち見を含め約300人収容
当日、八丁座での『この世界の片隅に』16時の回の鑑賞者を優先

片渕須直監督特集〜フィルムマラソンNo.585
日時:8月5日(土)21時30分から
会場:八丁座/入場料金:3,500円
☆上映作品
マイマイ新子と千年の魔法マイマイ新子S
アリーテ姫
この世界の片隅に
MEMORIES(※うち「大砲の街」の演出・技術設計担当)

片渕須直監督舞台挨拶
日時:8月6日(日)13時15分からの
『この世界の片隅に』上映終了後
会場:八丁座

※いずれも問い合わせは八丁座=℡0825461158

今年のNHK広島8.6ドラマは小芝風花『ふたりのキャンバス』

 NHK広島放送局が制作する今年の“8.6ドラマふたりのキャンバスのロケがさきごろ広島市内で繰り広げられた。物語は、広島市立基町高校美術部が10年前から取り組んでいる「原爆の絵」活動を題材に、重い口を開いた被爆者と、想像を絶する惨状に向き合い絵筆をとろうとする女子高校生を描くもの。
 主演はNHK連続テレビ小説『あさが来た』で主人公の長女を演じて注目され、実写版『魔女の宅急便』に主演するなど目覚ましい活躍をみせている小芝風花。そして被爆証言者にはベテラン近藤正臣、同級生役に昨年の広島発“地域ドラマ”『舞え!KAGURA姫』にも出演した中村ゆりかふたり基高ロケ会見S2
 ロケは5月13日から10日間にわたり基町高校とその周辺を中心に市内各所で行われ、基町高校の教師や生徒も多数、エキストラとして協力した(写真下)。制服を着て“基高生”になりきった小芝(写真上)はヒロシマについて、「教科書に載ってることは習ったけど、遠すぎて実感がわかなくて…本当に日本でそんなことが起きたの!?と思ったほど。でも被爆証言者の方たちのお話を聞いてすごく重くて貴重な経験をさせていただき、その時に感じたものをそのままに等身大の女子高生を演じて、若い人たちに“継承”していければ…」と話す。
 一方の近藤は「この学校で2年生、3年生になる子は毎年うまれます。でも、被爆者は毎年、亡くなっていく…。そんな中で10年前からこの活動をしているのは大したもんです。でも、あと何年できるんだろう…。後期高齢者になった私はこういうテーマで演じさせてもらうのはラストチャンス。このドラマも、そういうものの一つだと思っています」と語った。詳細は本誌8月号で特集。
 このドラマは総合テレビで、8月1日(火)19時30分から中国地方向けに放送、さらに8月5日(土)15時05分からは全国に向けて放送される。
 またドラマの撮影現場を紹介しながら、基町高校の生徒と被爆者との被爆体験継承活動をカメラで追ったドキュメンタリー高校生が描く原爆の絵”〜ヒロシマ8.6ドラマふたりのキャンバスの舞台裏
7月14日(金)19時30分から総合テレビで中国地方向けに放送する。