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広島出身・淺雄望監督『ミューズは溺れない』受賞記念で地元アンコール上映

ミューズは溺れないTS 広島出身の淺雄 望(あさお のぞみ)監督の長編デビュー作ミューズは溺れないが2つの映画祭で受賞したのを記念し八丁座5月26日(金)〜6月1日(木)までの1週間限定でアンコール上映されることが決まった。
 物語は、とある高校の美術部員・朔子(上原実矩)が漁港で船のスケッチに苦戦するうち誤って海に転落する。居合わせた同じ部員の光(若杉凩)が「溺れる朔子」と題した絵を描いてコンクールで受賞したうえ、その絵は学校に飾られて話題に。さらに新聞記者の取材に光は「次回作も朔子をモデルにする」と勝手に発表!。朔子は悔しさから絵を諦め、代わりに壊れた鳩時計などを使って造形物の創作に挑戦する。そのうち彼女は再婚した父と臨月の義母、自宅取り壊しと新居への引っ越し、そして親友・栄美(森田想)とのケンカといった多くの悩みを抱えながら、美術室で光と向き合う―という新感覚の青春映画。
 この作品は第22回「TAMA NEW WAVE」でグランプリベスト女優賞(上原)を、第15回「田辺・弁慶映画祭」ではグランプリ観客賞フィルミネーション賞俳優賞(若杉)の計6冠に輝いた。
 今回のアンコール上映会は連日19時から上映。入場料金は一般・大学生が1,300円、シニア(60歳以上)は1,100円、高校生以下1,000円。https://johakyu.co.jp

HOME夕方の新番組『ピタニュー』4月3日スタート

 広島ホームテレビでは、夕方のニュース情報番組『5up!』に代わり、ピタニュー Pita-New』月〜金曜/16時40分〜19時)を4月3日にスタートさせる。
ƒtƒBƒ‹ƒ€‚ƃrƒfƒI 身の回り全てをニュースとして捉え、「真面目で、深い」をモットーに発信するニュースショーにしたい―と意気込んでいる。MCは吉弘翔山﨑菜緒の両アナ。福岡出身の野球少年だった吉弘アナはキャスターとして「仕事と子育ての“二刀流”で翔タイムをお届けします」と宣言。一方、広島出身の山﨑アナは小学6年の時に平和記念式典で「平和への誓い」を世界に発信した経験があり、英語と韓国語も身につけている国際派としてニュースに取り組むという。推しニュース「きょうピタ」は坪山奏子広瀬隼也の両ベテランアナが担当。
 スポーツコーナー勝ちグセ瀬賀凛太郎野村舞岡本愛衣の新人アナが担当し、ゲスト解説の前田智徳安部友裕中田廉のカープOB3人と共に熱く伝える。
 曜日別のコーナーは、月曜=石田靖が県内23市町を巡るひろしま23が2周目に突入/火曜=こじマネー小嶋沙耶香アナがお金に絡む暮らし&経済ニュースを突撃取材/水曜=カミコとマナブはエッセイストの犬山紙子が少子化対策や働き方改革、多様性などの社会問題を鋭く考察する/木曜=#トレンっぽ高田萌子が幅広いジャンルの最新トレンドを紹介/金曜=押しピタうえむらちか森直美らがグルメやエンタメ情報などをリポートする。このほかにも、巷にあふれる個人的なニュースを紹介するワタクシゴトや、時代のキーワードを独自に調査するピタワード、動画投稿コーナーけんみん元気ニュース、輝いている若者たちを応援する青春スナップなど盛りだくさん。

NHKが開発した「被爆証言応答装置」を広島出身の加藤シゲアキが体験

 被爆証言を語り継ぐ取り組みが繰り広げられている中、NHK広島放送局では国立原爆死没者追悼平和祈念館の協力を得て被爆体験継承プロジェクトを立ち上げて、さきごろ“被爆証言応答装置”を開発、その第1弾をお披露目した。被爆証言応答装置デモ
 この“装置”は、被爆者の膨大なインタビュー映像を4Kの大画面に人物原寸大で再生し、質問するとAIがピックアップした証言が語られるもの。昨年、被爆証言者の一人、梶本淑子さん(91)が5日間にわたって計10時間、約900の質問に答えた映像を収録。被爆当時の悲惨な体験はもちろん、それ以前の平穏な日常生活や、子供の頃の思い出から学業、恋愛、趣味、そして戦後の過酷な日々や近年の戦争報道などなど多岐にわたった。画面の前に座って質問すると、AIが選んだ最適な証言が映し出される。それは「疑似体験的な対話です」と、開発にあたった同局の生田聖子チーフプロデューサー。今後、AIの証言選択機能や編集調整などの精度を高めながら、多くの被爆者の証言を収録していきたいという。
 この“応答装置”開発と収録の様子を軸に、アイドルグループNEWSのメンバーで広島出身の加藤シゲアキがナビゲーターとなり、梶本さんに直接会って聴いた体験談なども含めたBS特集『永遠に語り継ぎたい未来に残す、あのときの記憶3月18日(土)21時〜21時49分に全国放送する。
※写真=出来上がった梶本さんの“応答証言”を体験する加藤シゲアキ