映画・TV新着情報

第87回キネマ旬報ベストテン決定!

《日本映画》
第1位/ペコロスの母に会いに行く(監督=森崎東/主演=岩松了、赤木春恵)
    ※1月25日(土)〜2月14日(金)=サロンシネマで上映
第2位/舟を編む(監督=石井裕也/主演=松田龍平、宮﨑あおい)
    ※2月21日(金)=庄原市/2月28日(金)=三原市 ほか→シネマキャラバンVAG
第3位/凶悪(監督=白石和弥/主演=山田孝之、ピエール滝)
    ※1月11日(土)〜24日(金)=八丁座でアンコール上映
第4位/かぐや姫の物語(監督=高畑勲/声の出演=朝倉あき、地井武男)
    ※〜2月中旬=八丁座で上映中
第5位/共喰い(監督=青山真治/主演=菅田将暉、木下美咲)
第6位/そして父になる(監督=是枝裕和/福山雅治、尾野真千子、リリー・フランキー、真木よう子)
第7位/風立ちぬ(監督=宮崎駿/声の出演=庵野秀明、滝本美織)
第8位/さよなら渓谷(監督=大森立嗣/主演=真木よう子、大西信満)
第9位/もらとりあむタマ子(監督=山下敦弘/主演=前田敦子、康すおん)
    ※〜1月24日(金)=シネツイン本通りで上映中
第10位/フラッシュバックメモリーズ 3D(監督=松江哲明/出演=GOMA)

次点/フィギュアなあなた(監督=石井隆/主演=柄本佑、佐々木心音)

《外国映画》
第1位/愛、アムール(監督=ミヒャエル・ハネケ/主演=ジャン・ルイ・トランティニャン、エマニュエル・リバ)  ※1月11日(土)〜24日(金)=八丁座でアンコール上映
第2位/ゼロ・グラビティ(監督=アルフォンソ・キュアロン/主演=サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー)
第3位/ハンナ・アーレント(監督=マルガレーテ・フォン・トロッタ/主演=バルバラ・スコバ)
    ※〜1月17日(金)=サロンシネマで上映中
第4位/セデック・バレ〜第一部・太陽旗/第二部・虹の橋(監督=ウェイ・ダーション/主演=リン・チンタイ、マー・ジーシアン、ビビアン・スー、安藤政信)
第5位/三姉妹~雲南の子(監督・撮影・編集=ワン・ビン)ドキュメンタリー
    ※2月8日(土)〜14日(金)=サロンシネマでアンコール上映
第6位/ホーリー・モーターズ(監督=レオス・カラックス/主演=ドニ・ラバン、エディット・スコブ)
第7位/ライフ・オブ・パイ〜トラと漂流した227日(監督=アン・リー/主演=スラージ・シャルマ)
第8位/ザ・マスター(監督=ポール・トーマス・アンダーソン/主演=ホアキン・フェニックス)
第9位/熱波(監督=ミゲル・ゴメス/主演=テレサ・マドゥルガ、ラウラ・ソベラウ)
第10位/もうひとりの息子(監督=ロレーヌ・レビ/主演=エマニュエル・ドゥボス、パスカル・エルベ)
    ※〜1月24日(金)=サロンシネマで上映中

次点/嘆きのピエタ(監督=キム・ギドク/主演=チョ・ミンス、イ・ジョンジン)

《個人賞》
★主演女優賞=真木よう子「さよなら渓谷」「そして父になる」「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」
★主演男優賞=松田龍平「舟を編む」
★助演女優賞=田中裕子「はじまりのみち」「共喰い」
★助演男優賞=リリー・フランキー「そして父になる」「凶悪」
★新人女優賞=黒木華「舟を編む」「シャニダールの花」「草原の椅子」「まほろ駅前番外地」「くじけないで」
★新人男優賞=吉岡竜輝「少年H」
★日本映画監督賞=石井裕也「舟を編む」
★日本映画脚本賞=荒井晴彦「共喰い」
★外国映画監督賞=アルフォンソ・キュアロン「ゼロ・グラビティ」

《文化映画》
第1位/標的の村
第2位/ある精肉店のはなし
第3位/異国に生きる〜日本の中のビルマ人
第4位/SAYAMA〜みえない手錠をはずすまで
第5位/天に栄える村
第6位/飯舘村〜放射能と帰村
第7位/先祖になる
第8位/本美濃紙
第9位/いのちの林檎
第10位/ひろしま〜石内都・遺されたものたち

映像文化ライブラリーでシナリオ講座

 広島市映像文化ライブラリー(中区基町)では2月に「シナリオ講座」を開くが、その参加者を募集している。講師はプロデューサーでシナリオ・アナリストの赤城聡氏。日程は、
2月22日(土)15時〜18時=魅力的なキャラクター作り
2月23日(日)13時〜16時=心を捉える展開・構造作り
の2日間。対象は高校生以上で、シナリオ執筆に興味を持つ人(初心者も可/2日とも参加できる人)。参加無料。定員は16人で応募多数の場合は書類選考で決定。
 受講希望者は申込書(http://www.cf.city.hiroshima.jp/eizou からダウンロードするか同ライブラリー窓口で)に必要事項を記入のうえ、郵送、FAX、または持参のこと。締め切りは2月7日(金)。
※問い合わせは同ライブラリー=℡082・223ー3525
赤城聡氏/立教大学を卒業後、レコード会社勤務を経て洋画買い付け、邦画製作などに携わり、2000年に映画プロデューサーとして独立。「ぴあフィルムフェスティバル」のプロデュースも手がけた。2005年にはデジタルハリウッド大学のデジタルコンテンツ学科教授に就任。主なプロデュース作品は『忘れられぬ人々』『アフタースクール』『食堂かたつむり』『鍵泥棒のメソッド』『王様とボク』『凶悪』

TSSが連日、生番組内生中継で「カープ日南キャンプWEEK」

 TSSでは、2月3日(月)〜2月8日(土)の6日間、自社制作生放送番組『ひろしま満点ママ!!』(月〜金曜・9時50分)、『TSSスーパーニュース』(月〜金曜・17時53分)、『知りため!プラス』(土曜・9時55分)内でカープ日南キャンプの模様をリアルタイムで中継する。練習する選手の映像、選手の生出演などを中心に、小ネタ情報やクイズも盛り込み、青坂匠アナが「日南中継専属リポーター」として現地から報告。
また、各番組が連動して実施する「カープ日南キャンプWEEKプレゼントキャンペーン」では、生中継の中で青坂アナが発表するキーワードを集めて応募すると、正解者の中から抽選で毎日「日南の特産品」や「カープ選手のサイン入りボール」が当たる。なお、キャンプWEB生配信企画や、ツイッター連動企画(『TSSスーパーニュース』『知りため!プラス』の2番組で実施)も予定。

広島出身“バイきんぐ”西村が「親孝行」東京旅

 広島テレビでは特別番組『北陽のドッキリ☆親孝行2』をHTV北陽・天木
2月8日
(土)16時から放送する。昨年の好評企画に続
き、東京で一人暮らしをしている若者が親孝行で東京を案内する旅バラエティー第2弾。“親孝行プランナー”は北陽(虻川美穂子・伊藤さおり)の2人。
 広島県出身の“バイきんぐ”西村瑞樹は売れない間、家賃を払ってくれた母親と巣鴨を歩き、温泉へ。そして感謝の手紙を…。また兵庫県出身の18歳のアイドル・天木じゅんは母親と東京の最新スポットに。そして秋葉原で感謝のサプライズ・ライブを。

HOME「熟年ファイターズ」2月8日は「広島うどん冬物語」

 HOMEの人気番組『あっぱれ!熟年ファイターズ
1402HOMEうどん(土曜/9時30分)の2月8日(土)放送は「広島うどん冬物語」。まず渡辺弘基と松本裕見子が訪れたのは広島で「うどんすき」を初めて出した老舗むさしの土橋店。厨房にカメラが入り、この冬限定の7品を紹介する。おすすめは鍋焼き「鉄神うどん」。つけ麺をヒントに考案したもので、1,000円。
 続いて広島で「皿うどん」を出す店守家庵(もりやん/中区八丁堀=写真)へ。長崎名物の皿うどんではなく、うどん。元洋食屋の店主が、うどん屋だった父親の手伝いをしているうちに、自分が食べたい物を作りたい―と30年前に開業。人気No.1の「皿うどん」は630円。
 古民家の雰囲気が漂う店地粉うどん店わだち草(安佐北区落合)では、店主のこだわりで100%国産小麦、しかも三次で自家栽培した小麦粉で打ったうどんを出す。「釜揚げうどん」630円、「揚げもちうどん」780円。
 一方、大松しんじは人気店讃岐屋」牛田本店(東区牛田中)へ。兄弟で営むこの店の人気メニュー「スタミナうどん」(700円)は元々、祖父がまかないで始めたのだとか。今や看板商品となった創作うどんに舌鼓。さらに、高架下で営むうどん屋台Temari(てまり/南区仁保)へ。漁師の主人が瀬戸内海で獲った昆布でダシを取る優しい味の「てまりうどん」は500円。
 このほか、行列ができる店乃き屋・壱の店(南区的場町)では、“広島讃岐うどん”確立に情熱を注ぐ店主の熱い思いに迫る。

故・永井一郎“最後の匠技”『日本の技・広島編』(RCC)2月2日放送

 外国人観光客の間で広島の匠の技が「感情を揺さぶる」と話題になっているという。そこで世界を驚かせる伝統技術、モノ作りナンバーワンの現場を、広島ゆかりのタレントたちが探訪する中国放送制作の特別番組『世界が知りたい日本の技〜美と食の匠たち・ひろしま編』が2月2日(日)14時30分〜15時54分に放送される。ナレーションは、この仕事を終えた直後に急逝した声優・永井一郎と、RCC田口麻衣アナ。
 まずナビゲーターの谷原章介が訪れたのは熊野筆の工房「松月堂。書筆や化粧筆も世界的に人気だが、スタジオジブリの最新作『かぐや姫の物語』でも使われた画筆にも熊野の職人技が—。
 世界の一流ホテルを彩る「金色の壁紙」を作る歴清社を訪れたデーモン閣下が驚いたのは、この壁紙は金箔ではなく真鍮箔だということ。創業から100年余り金箔を作り続けているこの会社で培われた技術は“変色させず永遠に輝きを保つ壁紙”を生み出した—。
 ブランドバッグやウエディングドレスなどを装飾する小さな粒グラスビーズの生産で日本一のガラスの里トーホーにはアンガールズが弟子入りし、機械では出来ない世界最高峰の技術に迫る—。
 1世帯あたりのソース年間消費支出額が全国一の広島。もちろんお好み焼に使われる比率が大きい。戦後の露店で焼かれ始めた「一銭洋食」から徐々に進化したお好み焼と専用ソースはどのように開発されたのか―阿川佐和子が地元の名店とオタフクソースで探る。
 東京駅正面にオープンした商業ビル「KITTE」の地下1階に全国の故郷産品が並ぶスペースがあり、広島代表として紹介されているのは、お好み焼きでも、もみじ饅頭でもなく、福山市の天野実業が作るフリーズドライ商品だ。お湯を注ぎ、わずか10秒で食べることができる商品を次から次に開発し、今や日本の食卓を支えるまでになった食の匠たちは、どうして「10秒」にこだわったのか?。どのようにして完成させたのか?。新製品開発の裏側を国生さゆりが訪ねる。