映画・TV新着情報

NHK「フェイス」で若き語り部の1年を追う

NHK1505語り部S NHK広島放送局では、《フェイス》被爆70年企画としてわたし、語り部になる。(仮題)5月15日(金)19時30分から放送(中国地方向け)
 広島市が3年前から取り組んでいる「語り部」養成事業に応募した1人、佐古季暢子さん(30歳)。広島で生まれ育った彼女は、かつてドイツに留学した際、核兵器を持つべきだと主張した他国の留学生に何も言い返せなかった悔しさから「語り部」を志した—。ところが、その思いを打ち砕くような大きい壁が立ちはだかる。それは「直接の体験がない若者に被爆者の思いが伝えられるのか」という問いだった…。悩み、苦しみ、それでも志を貫き「語り部」を目指した女性の1年間を記録した番組(写真上)。再放送は翌16日(土)10時50分から。
 続いて同15日(金)20時からは桜がつむぐ物語を放送する(中国地方向け)NHK1505桜
 昨年の大規模土砂災害で亡くした幼なじみの面影を桜に重ねて胸に刻む広島市の男性。阪神淡路大震災で亡くした息子夫婦の生きた証を残そうと桜を植え、生きる支えにしてきた老夫婦。長崎・雲仙普賢岳の噴火と土石流で大きな被害に遭った地域を復興させた住民たち…。日本人が愛してやまない桜を特別な思いで見つめている人々と被災地の桜が紡ぐ3つの物語を、知花くららが訪ね歩く(写真下)。再放送は翌16日(土)10時05分から。

HOME「熟年ファイターズ」が海田町を歴史散策

 広島ホームテレビの人気番組あっぱれ!熟年ファイターズ(土曜/9時30分)5月9日放送分は
海田市界隈めぐり!と銘打ち、安芸郡海田町の往時を探りながら、“おすすめスポット”も紹介。

 “なべさん”こと渡辺弘基と松本裕見子がまず訪れたのは明治10年創業の老舗お肉屋さん。大人気のミンチカツをいただいてエネルギーを補給し、かつて西国街道の宿場町として栄えた海田の歴史散策をスタート。「天下送り役」という役割を担ったという旧家を訪ねて貴重な資料を拝見しながら、“大名行列”にまつわる裏話なども聞く。また、大正5年創業の造り酒屋の名酒とインド人が営む店の本格カレーに舌鼓を打つのも忘れない。1505熟年/織田
 一方、この町で生まれ育った“大ちゃん”こと大松しんじは、まず畳文化を守り続ける老舗を訪ね、ショウルームに入ったら…。もちろん得意技を生かし、ミシュランガイドに掲載されたお好み焼屋さんにも足を運び、「7つ星」? の味に絶叫!。
 最後になべさんと松本が訪れたのは、日本人で初めてオリンピック金メダリストになった織田幹雄の記念館。郷土が生んだ陸上競技界の英雄の秘話に聞き入る…(写真)