元祖“便利屋”の実話を映画化した感動作『ふうけもん』の広島特別上映会が11月10日(月)に中区中島町の広島国際会議場フェニックスホールで開かれる。
この作品は、裏社会で生きてきた“ふうけもん”(佐賀弁で「バカ」の意味)の主人公が宣教師に出会って心機一転、第二の人生はひたすら人のために—と便利屋を始め、庭の手入れから独居老人の話し相手、ドブさらい、時には死体の処理まで引き受ける姿を通して、現代社会の歪みや孤独を浮き彫りにするもの。出演は中村雅俊、浅野ゆう子、河相我聞、垣内彩未、中村玉緒、笹野高史、藤村俊二、哀川翔、竹中直人、本田博太郎ら。監督は、『釣りバカ日誌』シリーズで知られる栗山富夫。
ちなみにこの作品はメジャーの配給ルートに乗らないため、栗山監督が自らセールスに歩き、全国縦断上映会を展開している。当日は10時30分、14時30分、18時30分の3回上映で、各回に栗山監督が舞台挨拶に立ち、作品への思いや製作裏話などを熱く語る予定。当日券は1,000円。前売券も同額だがオリジナルグッズ付き。
※問い合わせは「ジーザスフェローシップ広島」(中区加古町)=℡082・241−8957