広島ホームテレビの人気番組『鯉のはなシアター』(金曜/25時20分)の、10月10日放送分は「東京でカープ優勝を一心に信じた女傑」と題し、佐々木久子のエピソードを紹介する。
広島市に生まれた佐々木は、球団創設時からカープ一筋に応援し続けた。上京後、雑誌『酒』を創刊して編集長になり、仕事が一段落した頃からカープ愛が再燃、着物姿で球場に脚を運び、やがて「広島カープを優勝させる会」を発足させた。それから9年後の昭和50年に歓喜の瞬間を迎えた…。
翌週17日の放送では、「ファンの道を極めた名物応援団長」と題し、名物応援団長・平田政輝さんの野球愛に満ちた生涯を紹介する。平田さんは、誕生直後に貧乏球団と呼ばれたカープに自分を重ね、やがて球団の成長に負けまいと自らも仕事に励んだ。そして仕事を終えたら応援に奔走、やがて私設応援団連盟の初代会長となった。その熱狂的な応援ぶりと、そこから生まれた“ドラマ”を紹介する。
この2話のゲストは広島出身のボクシング元世界チャンピオン・竹原慎二。