中国放送では、被爆70年記念企画として広島電鉄と
共同で「被爆電車653号」を復元して特別運行させるプロジェクトを進めていたが、昭和20年当時のペンキの色を復元した車両が6月7日(日)、第20回「路面電車まつり」の会場(中区千田町・広電千田車庫)でお披露目された(写真)。松井一実広島市長、往時の車掌に扮した広島文教女子大学生らによる除幕式の後、関係者を乗せて千田車庫—原爆ドーム前—横川駅間を試運転で往復。
この被爆電車は6月13日(土)〜8月30日(日)
までの土・日曜と祝日に特別運行される。車内では、被爆当時の様子を記録映像と証言で綴った特別編集のビデオを流す。10時30分発と14時発の1日2便で、広島駅—八丁堀—原爆ドーム前—土橋—広電西広島のルートを往復(途中の乗降は不可)。乗車料金は大人500円、子供(小学4年生〜高校生)200円(いずれも税込み/小学3年生以下は乗車不可)で、事前申し込み制。ハガキ裏面に乗車希望日と時間(第1希望から第3希望まで)、乗車希望人数(大人◯人・子供◯人)、代表者の住所・氏名・年齢・連絡先を明記のうえ、〒730ー8504 RCC「被爆電車申し込み」係へ。またはメールで同様の内容を記入のうえ、peace70@rcc.net へ。先着順。
※RCC視聴者センター=℡082・222ー1155(平日10時〜17時)