映画・TV新着情報

NHK広島から全国へFMシアター『海のお城がくれた夏』

 NHK広島放送局では瀬戸内海を舞台にしたハートフルコメディ海のお城がくれた夏11月23日(土・祝)22時〜22時50分にNHK―FMで全国放送する。FMシアター「海のお城…」
 舞台は瀬戸内の小さな離島―。トライアスロンが大好きな青年・石橋健人(小池徹平=写真中央)が、恒例のトライアスロン大会を仕切るためにやって来る。高齢化により継続が難しくなった大会を改善するようコンサルタント会社から命じられていた。案の定、島でスイカ農家を営む風谷実(村田雄浩=右)たち愉快な島民たちは計画性よりマイペース優先の生き方を貫いていて、見かねた健人は独自のやり方で準備を進めていく。そんな彼に、島に移住してカフェを営む波多野瑠美(尾碕真花=左)は「みんなが求めているものと違う」と指摘するのだった。それでも自分を信じる健人だが、大会前日になって大きなミスをしてしまった…。他人に頼ることができない若者と、他人と関わることが日常の島民たちが繰り広げる、心温まる一編。
 脚本の藤井香織は「主人公と島の愉快な人々との化学反応を、皆さんの脳内で楽しんでいただけますように」と語る。演出の新井絵梨花ディレクター(広島局)は「人に頼ってもいいんだと前向きになると、ほんの少し楽に生きられます。隣りでそっと手を重ねるようなドラマを作りましたので、心地よい“島時間”を、聴いてくださる皆様とご一緒できたら幸いです」と。

※放送から1週間は「聴き逃し配信」あり

NHK広島が「被爆80年プロジェクト」11月から先行スタート

 NHK広島放送局では、来年の「被爆80年」に向けて特別番組プロジェクトを今年11月1日にスタートさせる。核兵器廃絶を訴えてきた「日本被団協」のノーベル平和賞受賞が決まった今、被爆体験や平和への願いをどう次世代へ伝えるか―。この被爆80年プロジェクトわたしが、つなぐ。と冠し、さまざまな番組を通して世界に発信していく。
NHK被爆80年プロジェクトIMG

 このプロジェクトを通してのテーマソングは、広島出身「ポルノグラフィティ」が制作することが決定、いま作詞・作曲を進めている。ポルノグラフィティ岡野昭仁は「身に余る光栄」と前置きし、「その意味を考えるとプレッシャーを感じてしまう」としながら「あの夏、痛ましさや悲しみや怒り、もしかしたらそんな中で感じることの出来た幸せもあったかもしれません。それらの事実が存在したということをもう一度受け止めて、薄らいでしまわないように、いま生きているわたしたちが後世へ繋ぐ―。僕らの楽曲を通じて少しでも平和について願う時間が増えるようになれば嬉しいです」とコメントを寄せた。また新藤晴一は、「広島で生まれ育った自分たちの使命のようなものを感じました。今回の曲が《つなぐ》の一部になれたらと思いますが、それだけでは全然足りないんだと思います。多くの人々の言葉や行動が大切なんだと思うので、これから自分でも考えていきたいと思います」と意気込みを語った。

 このプロジェクトの「キックオフ特番」としてコネクト・スペシャル11月1日(金)19時30分〜20時42分に総合テレビで放送。セレクト/ゲスト2人これは被爆体験を伝え続けている人々や、それを取材している高校新聞部の活動、また被爆の実相を届けようとしている広島在住のシンガーの試みなど、平和をつなぐ取り組みを紹介するもの。
 また、ポルノグラフィティのテーマソング制作の舞台裏も覗く。ゲストは「Perfumeあ〜ちゃん、広島のシンガーソングライターHIPPY。司会は小野文恵アナ

 また第2弾広島グラウンドゼロ生きのびた78人の記録11月15日(金)19時30分〜19時55分に放送。爆心地から半径500mの“グラウンドゼロ”内で奇跡的に生き延びた人たちがいた。地表温度が4,000℃にも達し猛烈な爆風と熱線、放射能を浴びながら何故、生き延びることができたのか。そしてその後、どのような病いに苦しんで、どんな人生を歩んだのか…。調査で判明した78人の貴重な資料と、診察を通して寄り添い続けた医師の思いを綴る特番。

☆特設ホームページ= https://www.nhk.or.jp/hiroshima/hibaku/80/

NHKが「ファミリーヒストリー」広島編の“ご先祖様”調査希望者を募集

 NHK広島放送局では、人気番組ファミリーヒストリー(月1回程度の不定期放送)の広島編を来年1月に収録するが、その登場家族を募集している。通常は著名人をゲストに招きそのルーツを辿りながら、先祖の波乱万丈の人生を徹底取材して紹介、その“血統”がゲストに受け継がれていることなども描いて好評を得ている。
「ファミリーヒストリー広島編」ロゴ

 今回の“主人公”は広島県人!。我が家で代々言い伝えられていること」「幼い頃に聞いたご先祖様のエピソード」「気になっていた先祖に関する謎」などなどを募集、選考のうえで、それぞれの家族の歴史や文化、時代の流れなども調査したうえで番組にまとめる。そして来年1月に司会の今田耕司寺門亜衣子アナが来広して収録する段取りだ。
  調査希望者は下記へ具体的なエピソードや謎、言い伝えなどを投稿する。その中から番組の趣旨に相応しいものを選考のうえ、同番組のベテラン調査班が取材して歩く。
①手紙での応募/〒730−8672 NHK広島放送局「あなたのファミリーヒストリー」係へ
 締め切りは9月30日(月)必着  ※写真や資料の同封は不可
②ホームページ/番組のホームページまたは投稿フォームから応募
☆番組ホームページ= https://www.nhk.jp/p/famihis/ts/57RY735RG4/
☆投稿フォーム= https://forms.nhk.jp/jfe/form/SV_ahpF0LpT5hy0FsW

「ファミリーヒストリー広島編」QR

RCCラジオで没後25年の「村下孝蔵」追悼特番

 中国放送では、今年で没後25年となるシンガー・ソングライター村下孝蔵の追悼特別ラジオ番組歌人・村下孝蔵〜色褪せぬ歌7月14日(日)20時〜21時30分に生放送する。

ƒXƒ‰ƒCƒh 1

 1999年6月24日に急逝した村下孝蔵―。その名曲の数々をたどりながら在りし日を偲ぶ恒例の特番。リスナーからのリクエストをはじめ思い出のエピソードを交えながらトークを綴る。パーソナリティは、村下と青春の日々を共にした親友・西田篤史
 今回のスペシャル・リポートは安佐南区毘沙門台にある喫茶店赤い屋根河手靖子さんと、店を訪れる村下ファンの声を田口麻衣アナがリポートする。この「赤い屋根」は村下の曲『北斗七星』に登場する喫茶店。ところが河手さんは村下の死後にそのことを知ったという。しかし店には、四半世紀を過ぎた今も多くの村下ファンが通い詰めているという。
 いま聴くと、どこか儚く、哀しく、それでいて温かさすら感じる村下の甘い歌声に浸れる夜になる。

TSS『西村キャンプ場』が今田耕司をゲストに特番第3弾を全国放送

¡“c¼‘ºƒLƒƒƒ“ƒvê2024

 テレビ新広島は人気番組『西村キャンプ場』の特番を6月30日(日)16時05分〜17時20分に全国放送する。お笑いコンビ「バイきんぐ」の“じゃない方”西村瑞樹(広島出身)が昨年の奄美大島編に続いて大先輩の今田耕司をゲストに迎え、今回は信州・長野県を訪れる。題して今田と西村キャンプ場北アルプスでヤッホー! 2人旅
TSS今田と西村キャンプ場IMG

 前回は海辺で波音・雨音に悩まされて眠れなかったという今田だが、なんと長野県を訪れるのは人生で初めて!と大興奮。飯山駅からスタートして先ずは食材探しを始めた二人は、名産フラワーえのき、幻の羊肉などを手に入れ、安曇野のワサビ農園で近くに信州サーモンの養殖場があると聞く。西村はかつて訪れたことがある!と意気揚々向かうのだが…。

TSS今田と西村キャンプ風景

 北アルプスの絶景を望むキャンプ場に着いた二人は、入手した地元食材で早速、キャンプ飯づくりに励む。今田は前回、西村から貰った「火吹き棒」を持参して料理に挑むが、果たして出来映えは?。そしてテントでの寝心地は?―

NHKが「ひろしま地域づくり応援キャンペーン」で特番ぞくぞく

NHK 地域づくり NHK広島放送局では、人口流出による過疎化など地域の課題を深掘りしながら隠れた魅力を再発見するひろしま地域づくり応援キャンペーンを、4月〜6月に展開するが、そのオープニング特番としてコネクトスペシャル地域課題ミライ会議東京一極集中から“適疎”へ4月5日(金)19時30分〜20時42分に生放送する。
 スタジオに、藻谷浩介(日本総研主席研究員/山口県出身)、藤山浩(持続可能な地域社会総合研究所所長/島根県出身)、そしてスペシャルゲストに、桜井日奈子(俳優/岡山県出身)と江上敬子(お笑い芸人/島根県出身)、さらには就職を控えている大学生を招き、海外や中国地方の先進的な事例を紹介しながら、過疎が進む町村が元気になるためのヒントを探る。司会は小野文恵アナ(広島県出身)
 この後も、関連するミニ番組を随時、放送していきながら、6月上旬にはお好みワイド里山キャラバンを展開する予定。

クライム・サスペンス『ゴールド・ボーイ』の金子修介監督とヒロイン星乃あんな来広

 予想を超える展開をみせるクライム・サスペンスゴールドボーイ3月8日公開)の金子修介監督(写真右)と、13歳のヒロイン夏月を演じた星乃あんな(左)がキャンペーンで来広した。この作品は中国のベストセラー小説を翻案映画化したもので、冒頭でいきなり犯行の一部始終を見せ、偶然にその現場を動画で撮っていた少年少女が犯人を脅迫するところから始まる。
黄金少年/金子+星乃

 金子監督は、「予測のつかない展開が面白いけど、なにしろ中国でしか通用しない地域性とか貧富の差からくる競争意識が苛烈な社会でしか成り立たない物語。プラス、こういう犯罪が起こったら日本ではメディアが、週刊文春が放っておかない(笑い)。それをどう日本の物語にできるか―を、長年信頼している脚本家の港岳彦さんと相談しました」と話す。
 原作では冒頭の犯行は山の観光地が現場で、急峻な崖で行われるが日本では見当たらない。そこで海、地域性がある沖縄か―と設定を大きく変えて脚本を書いた。また中国ではドラマ化されていて、「これは12話まで作られていて参考にならない。プロデューサーからは2時間でやって欲しいとプレッシャーをかけられて、いかに凝縮していくか…。それでも“間”が欲しい芝居もあって…」と苦笑する。
 犯人役の岡田将生をはじめ、黒木華江口洋介北村一輝松井玲奈など実力のある役者が揃う中、星乃と羽村仁成前出燿志の若者3人が好演している。オーディションで選んだが、3人とも“一色”じゃない感じが選考基準。「3人とも傑出していると思った。でも、全員での読み合わせは1回しかできなくて、3人には大人の相手には代役を立ててリハーサルを綿密にやりました。立ち稽古では動画を撮って、その都度3人に見せて“どう見えるか”を自分たちで考えて、また芝居をする…という方法をとった」と明かす。
 星乃は「台詞があまりない役だったので、感情を表すのがけっこう難しかったけど、表情で感情を表せるよう頑張りました。最初の登場シーンは、ちょっと緊張気味に、周りを気にしながら…という設定で難しかったです。良かったのは、映画館で言い合いするところ。けっこう長めの場面だったんですが、台詞も噛まなかったし、監督がモニターを見て誉めてくださってホッとしました」を笑顔をみせた。
 最後まで二転三転する展開に引き込まれるが、終盤で星乃と羽村とがデートするシーンに、マーラーの第五番が流れる。そう、『小さな恋のメロディ』かと思いきや、『ベニスに死す』なのだ!。結末を予感させる演出だが、金子監督は「港さんの台本に最後だけマーラーを流すと書いてあったんですが、何度も聴いていると物語と合ってきて、編集ラッシュの時にデートのシーンでも流すとピッタリきたので」と満足げな笑みを浮かべた。

県知事の命を受け在広民放4局が新しい広島土産の開発合戦

 中国放送、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島の4局が共同プロジェクト《広島4局対抗ミヤゲキングダム》を立ち上げた。これは湯崎英彦広島県知事から「広島に新土産を誕生させたい」という命を受け、各局がこれまでの取材で得たものを生かして“王土産”を提案するもの。アイドルグループSTU48のメンバーを中心に、広島に縁のあるタレントや芸人、著名人らが集まり、広島の人気店に協力を求めて奔走する―というもの。なお各局の特番は次の日程で放送される。
広島4局対抗ミヤゲキングダム

ごはんに合う 海と山のキムチRCC3月16日(土)13時〜13時55分STU48工藤理子高雄さやか、吉本興業からは“和牛”の水田信二、そして田村友里アナが「海チーム(キムチ+広島サーモン)」と「山チーム(キムチ+広島菜)」に分かれて食材を調達、人気店テルちゃんキムチとコラボして極上キムチを作る。

瀬戸内の贅沢食材をたっぷり!島まるごと餃子TSS3月23日(土)12時〜12時55分STU48石田千穂小島愛子、タレントの佐竹佑一、そしてベテラン棚田徹アナが、瀬戸内海の島々から豪華な食材を集めて、餃子家 龍で知られる井辻食産とコラボして極上の餃子作りにチャレンジする。

広島が誇る名物と豪華コラボした新たなカヌレHOME3月23日(土)14時〜14時55分STU48信濃宙花久留島優果、カープOBの中田廉安部友裕野村舞アナが、東京や大阪にも店舗を構える人気店立町カヌレとコラボし、果物を使ったスイーツ系やチーズを使った大人好みの新カヌレを開発する。

カキフライにしか見えない カキケーキHTV3月24日(日)15時30分〜16時25分STU48内海里音吉田彩良、吉本興業から“コットン”の二人、木村和美アナが、そっくりスイーツで全国的な話題を呼んだ創業400年の老舗虎屋本舗とコラボして遊び心たっぷりのスイーツを作る。

※「ミヤゲキングダム」特設HP=https://miyagekingdom.jp

TSSが槙野智章の冠番組『まきの人力車』 放送

 テレビ新広島では、広島出身で元サッカー日本代表・槙野智章の地上波初の冠番組まきの人力車を、2月23日(金)19時〜20時に放送する。 ゲストは、同じく広島出身でホリプロ「タレン トスカウトキャラバン」グランプリの塚本恋乃葉
まきの人力車 IMG
 この番組は、槙野が広島の皆さんとお喋りしたいという番組で、その手段は「人力車」!。今回は尾道界隈を舞台に、槙野がサッカーで鍛え上げた脚力で人力車を引きながら、持ち前のコミュニケーション力を駆使して、出会った人たちと交流する―という、日本初の少々過酷な
“人力車ふれあい旅”。 見切り発車でスタートし、何が起こるか分からないままロケに向かった槙野は、「皆さんロケにマキ込まれてください。そして広島の皆さんのお力でレギュラー番組にしてください! 」と訴えた。
「サッカーを引退した時、これからは育ててもらった地元・広島に還元したい、盛り上げたいという気持ちが強かった中でのオファーだったので、素直に嬉しかった」と語った槙野だが、もちろん人力車を引いたことなどなく、「サッカーとは比べ物にならない力仕事で、上半身・下半身とも普段は使わない筋肉を酷使するので本当にキツかった」と明かす。ただ最も印象に残っているのが、人力車に乗ってくださった皆さんが口を揃えて「この町が大好き」だとか、「人との繋がりを大切にしている」と話されたこと。人力車を通じて尾道の方々とふれあう中で、「そこでの生活を細かく聞けて良かったし、尾道・向島が大好きになった。広島の方たちにとって、この番組が楽しみにしてもらえるコンテンツにしたいし、同じTSSの大人気番組『西村キャンプ場』と肩を並べるような番組になれば嬉しいです! 」と笑顔をみせる。

HOME地球派宣言30周年記念の第4弾は『動物園の楽しみ方』

 広島ホームテレビでは地球派宣言キャンペーン30周年記念特番の第4弾として教えちゃうZOO!ほのぼの動物園の楽しみ方3月17日(日)10時〜10時30分に放送する。
HOME 動物園特番

 年間170回も動物園に行くという“動物園マスター” 野崎浩貴さんが、開園して半世紀を超す広島市安佐動物公園の楽しみ方を伝授。
 野崎さんが動物園へ行くようになったきっかけは大学卒業後、「就職せずに悶々としていた時に、動物園へ行ってゾウの花子を見てから」だという。回を重ねるうちに気付いた動物園の醍醐味は「群れの中から “推し” を見つけ、その “推し” に何度も会いに行ける」ことだと話す。また「見ているようで見られているともいえる、その不思議な距離感で動物たちと向き合うと何か気づきが得られるかも知れません」とも。アシスタントは野村舞アナウンサー