人気テレビドラマ『科捜研の女』『遺留捜査』『刑事7人』などで腕を振るってきた宗野賢一監督が、オリジナルの脚本で同志と共に製作したSFサイコ・スリラー『スレッズ・オブ・ブルー』が12月23日(土)、八丁座で一夜限りのレイトショー上映されることが決まった。
題名の「Threads of Blue」とは、「青い世界に、記憶の糸が絡まり合う」というイメージを表現したものだという。
とあるマンションが舞台。薄暗い部屋で奇妙な炎上の絵を描く白髪の老婆…。その頃、山道での交通事故で両親と弟を失うという悪夢を見て飛び起きたエン(佐藤玲)は、不吉な予感に震える。数日後に家族で山の避暑地へ旅行する予定だったからだ。彼女は父・浩介(野村宏伸)や母・由美(筒井真理子)、弟の晃(荒田陽向)に旅行を中止しようと説得するが、誰も耳を貸さない。そんな時、隣室に住む百合子(広山詞葉)がエンに「夢で見たことは、実は既に起こった出来事だ」と不可解なことを告げる。どういう意味か…。それが本当ならば、今ここで穏やかに暮らしている家族は一体?…。不気味な笑みで話しかけてくる管理人シゲさん(佐渡山順久)などの奇妙な人々に囲まれ、エンはサイコな世界に引き込まれていく…というサスペンス。
上映は19時ごろからの予定(詳細は劇場へ問い合わせを)。入場料金は1,300円、シニア(60歳以上)は1,100円、高校生以下1,000円。
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