映画・TV新着情報

鉄道に関する「謎解き物語」にアンガールズ、横山雄二アナが登場

 中国放送では、特番有吉!謎解き物語~地元も知らないニッポン/鉄道編』2月14日(土)14時から放送する。これは“全日本謎愛好会”会長の有吉弘行と秘書のマギーが、全国の不思議なものや出来事を解明していくバラエティーで、今回は鉄道にまつわるものを取り上げる。
 まずは東京から、幻となった「もうひとつの新幹線計画」を鉄道芸人ダーリンハニーが紹介。昭和47年の運輸白書にも載っている東京—成田間の超特急プランとその“遺物”とは?
 続いて広島からは路面電車について―。原爆投下からわずか3日後に運転を再開したという“市民の足”。焼け野原の中でどのようにして走り出すことができたのかをアンガールズが調査(写真)して報告する。広島電鉄ロケ4S
 このほか京都からは、廃線の危機からV字回復を成し遂げた嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車いとうあさこ小田急ロマンスカーの車掌アナウンスと埼玉・西武鉄道の「ヤギの駅員」について調査する。
 ゲストは鉄道大好き俳優・西村和彦、鉄道アナリスト・川島令三、そして広島から横山雄二アナが登場する。

映像文化ライブラリーに錦織良成監督を招き『渾身』上映

 広島市映像文化ライブラリーでは、2月21日(土)錦織良成監督を招きディレクターズ・トークを開催する。14時から錦織監督のトーク(聞き手は映画通パーソナリティーの兼永みのり)、15時10分から近作渾身を上映する。渾身 TS
 高橋かおり主演BUGS(1997)で劇場用映画デビューした錦織監督は、菅野美穂主演守ってあげたい!(1999)で注目され、故郷・平田市(現出雲市)の海辺の高台に建つ小学校で実際にあった“小さな奇跡”を映画化した感動作白い船(2001)がロングラン・ヒットし、ロケ地に観光客が押し寄せて「ご当地映画」の先駆けとなった。さらに雲南市を舞台にしたうん、何?(2008)で古里を見つめる若者たちを描き、続くRAILWAYS〜49歳で電車の運転士になった男の物語(2010)では中井貴一を主人公に据えて、宍道湖畔を走るローカル電車の運転士の悲喜こもごもを感動的に描いた。この“島根三部作”に続き、隠岐島に伝わる古式相撲を題材に現代の若者の帰郷と再出発を描いたのが『渾身』(2012)だ。
 錦織監督がここまで島根にこだわるのは「世界に誇れる故郷」を発信したいからだと話す。八岐大蛇伝説にも投影される島根の「古代たたら製鉄」は宮崎駿監督の『もののけ姫』にも描かれているが、この古代の製法で作られた剣は、現代の最新技術でも敵わない強靭さを持っている。つまり、相撲や歌舞伎の発祥地でもある出雲の国は、あらゆる点で「時代の最先端を走ってきた、自慢の故郷」だという。
 最新作は、たたら製鉄を題材にしたたたら侍。『渾身』に続いて劇団EXILEの好漢・青柳翔を主演に迎え、EXILEが製作にも加わる。初の時代劇に挑む錦織監督からどんな話が聞けるか—。なお鑑賞料は大人510円、65歳以上のシニア250円、小中高生無料。

 また2月14日(土)15時からはメディア・レクチャーが開かれ、本誌編集長・中野良彦が今だから話そう 映画界の裏側と題し、とっておきのネタを2時間たっぷり語る。入場無料。

※いずれも問い合わせは同ライブラリー=℡082・223ー3525

HOME「鯉のはなシアター」公開収録で一岡投手秘話

 広島ホームテレビの人気番組鯉のはなシアター(金曜/25時20分)2月20日放送分は、大活躍の中継ぎ一岡竜司投手を取り上げる。1502鯉ばな横川公録
 2013年のクリスマス・イブ、広島カープの大竹寛投手がFA権を行使して読売巨人軍に入団することになり、その“人的補償”で一岡投手は23歳にしてカープに放出された。しかし、一岡投手は決して落ち込むことなく、新天地カープで本来の実力を開花させ開幕一軍デビューを果たした。貴重な中継ぎとして活躍し、カープ快進撃の一翼を担った一岡投手だが、これまでの野球人生は決して平坦ではなかった。異色の経歴を持ち、数々の数奇な経験を重ねてきた一岡投手の必見エピソードを紹介する。  今回のゲストは、西区の劇場「横川シネマ」での公開収録に参加したカープファンの面々(写真)。人気投手の隠れた素顔にどんな反応をみせるのか…。

HOME「熟年ファイターズ」で大竹の歴史探訪

 広島ホームテレビの人気番組あっぱれ!熟年ファイターズ(土曜/9時30分)2月21日放送分は、「大竹市で歴史めぐり」を紹介する。1502熟年・大竹
 “なべさん”こと渡辺弘基と松本裕見子がまず訪れたのは西国街道
の史跡(写真上)。かつて安芸と周防の国境で、木野川といわれた小瀬川を、吉田松陰も渡し船で行き来したとか…。当時の長州と幕府の戦の地など歴史ロマンにひたる。

 続いて、終戦直後に創業した老舗パン屋さんへ。学校給食でも親しまれている店だが、ここでは和菓子も作っており、今や大竹の定番土産になっているのだ。
 日が暮れると、海岸沿いに広がる石油コンビナート群の夜景に溜め息をつく。しかし、ここには「大竹海兵団」や「海軍潜水学校」などの戦争秘話が眠っていた…。
 次は大竹の伝統工芸品手打刃物を見学。江戸時代から続く匠の技で鍛え上げられた包丁は50年以上も使えるという。もちろん見学ばかりで終わるわけはない。最後に、昭和27年創業の老舗日本料理店を訪れ、牡蠣に穴子、椎茸などなど地元の食材をたっぷり使った番組コラボ特別メニュー(写真下)に舌鼓を打つ。

TSSが“カープ女子”うえむらちか&杉原杏璃の日南巡礼記

 テレビ新広島では特別番組わがまま! 気まま! 旅気分聖地巡礼!? カープ女子の宮崎・日南ツアー
2月21日(土)14時05分から放送する。広島出身の“カープ女子”うえむらちか杉原杏璃の二人が聖地・日南を巡る興奮と感動のスペシャル・ツアー。TSS 日南巡礼
 まず訪れたのは宮崎・日南の「天福球場」。そこで天谷宗一郎選手の案内でロッカールームからトレーニングルーム、グラウンド(写真上)…と隅々まで案内してもらいながら、キャンプ中の選手たちの素顔を聞き出す。さらには定宿のホテルや行きつけの居酒屋まで、ファンにとっては堪らないスポットを覗いて大興奮!

 翌日は日南屈指の観光地・飫肥(おび)を訪れる。ここは室町時代から城下町として栄え、武家屋敷や商家などが大切に残されているが、ことに「飫肥城跡」には有名なパワースポットがある。そこで二人は何を願ったのか?。もちろんご当地グルメや水揚量日本一のカツオも堪能するのも忘れない。そして最後に「鵜戸神宮(うどじんぐう)に参拝した後、名物の「運玉」にも挑戦して(写真下)カープ優勝を祈願した。

広島と静岡の出身タレントが故郷グルメ対決!

 広島ホームテレビと静岡朝日テレビが共同制作する特別番組美味しいのは
1502広島静岡グルメ対決 どっちだ!静岡 VS 広島グルメバトル2月21日(土)13時から放送される。これは、広島出身の風見しん、静岡出身の勝俣州和が互いの県を訪問、美食度と郷土愛をかけてグルメ自慢合戦を繰り広げるバラエティー。
 広島からは「お好み焼、もみじ饅頭だけじゃない!」と広島自慢の一つ、生産量日本一の牡蠣をプレゼン。地元でもなかなか味わえない「幻の牡蠣」とは?。一方の静岡からは「おでん、お茶だけじゃない!」と「幻の超高級魚」が格安で食べられる人気店を紹介―。果たして真のグルメ県と判定されるのはどっちだ!?
 案内役は広島ホームテレビの串山真理アナ、静岡朝日テレビの森直美アナ。

HOME「恋すぽ」初のG帯特番はカープ日南キャンプが“キニナル”

 広島ホームテレビでは、『勝ちグセ。サンデー〜恋すぽ』(日曜/17時)の “ゴールデンタイム” 初進出スペシャル番組恋すぽゴールデン!カープ日南キャンプがキニナルを、2月10日(火)19時から放送。選手が宿泊するホテル「シーズン日南」をメイン会場に、夜間の屋内練習場や日南のグルメスポットなど、全編を日南市から生中継する1時間番組。
 2月1日にスタートした天福球場での日南キャンプに密着し、その全容を紹介するほか、夜間練習に励む若鯉たちや宿舎でシャドーピッチングする投手陣などをリポート。また、大瀬良大地投手野村祐輔投手が生出演する。さらに“男気”黒田博樹投手のカープ復帰までの道程を振り返りながら今後を展望する。そして解説者・北別府学が「キニナル選手」を生解説。選手のサイン入りグッズが当たるプレゼント・コーナーも。司会は栄真樹大重麻衣吉弘翔のアナ3人。

RCCが被爆70年プロジェクトで被爆電車特別運行

 中国放送では今年、被爆70年の節目にあたり未来へをキーワードにして多彩な番組やイベントなどのプロジェクトを展開する。そのひとつとして、広島電鉄と共同で被爆電車特別運行プロジェクトを6月から実施することを決めた。
 6月〜8月末までの土・日曜、祝日広島駅西広島駅往復する特別運行電車(乗降は広島駅のみ)が午前と午後に各1本ずつ走る。使われるのは被爆電車「653号」。車内では、被爆当時の惨状の証言や復興までのエピソードなどを特設大型モニターで紹介しながら、車窓の風景に“ヒロシマの思い”を重ねてもらおう―という試み。
 詳細は3月に同プロジェクトのホームページ http://www.rcc.net/70 や番組内で発表する。

「釣りバカ日誌」の栗山富夫監督が『ふうけもん』上映会に

 元祖“便利屋”の実話を映画化した感動作ふうけもんの広島特別上映会が11月10日に中区中島町の広島国際会議場フェニックスホールで開かれ、“釣りバカ日誌”シリーズなどで知られる栗山富夫監督が舞台挨拶に立った。栗山監督17
 この作品は、裏社会で生きてきた“ふうけもん”(佐賀弁で「バカ」の意)の主人公が宣教師に出会って心機一転、第二の人生はひたすら人のために—と便利屋を始め、ありとあらゆる仕事を引き受ける姿を通して現代社会を浮き彫りにするもの。出演は中村雅俊、浅野ゆう子、河相我聞、垣内彩未、哀川翔、中村玉緒、笹野高史、藤村俊二、竹中直人、本田博太郎ら。
 観客を前に栗山監督は、個人レベルで映画を作ったり見たりできる時代だが、「大きなホール、大きな銀幕、ちゃんとした音響で見ていただくのが映画の本道。最近、体調を崩して、あわや僕の遺作になるところだったけど、笑いと涙の物語を楽しんで欲しい」と話した。
 助監督として大庭秀雄、野村芳太郎、五所平之助、山田洋次ら多くの名匠の下で腕を磨いてきた栗山監督だけに、この作品でも“松竹大船”の香りを漂わせている。「大船の作品は落語と同じ。洒落た笑いと涙があって、人間のいいところを掬いとっていこうという姿勢がずっとある」と言う。この作品ではキャスティングも秀逸。ことに脇を固める中村玉緒、藤村俊二、本田博太郎、笹野高史らベテラン陣は「カメラの位置とかを見て、どう動けばいいか、どう写されているかが分かっている人たち」だと絶賛する。「だからキャメラや照明、編集にも気をつかいました。これらのスタッフも職人技を見せてくれましたよ」と満足げ。
  ちなみにこの作品は全国の200人近い発起人の後押しで製作をスタートしたが、東日本大震災の影響もあって資金が足りなくなり、劇場公開が流れた。そこで栗山監督が自ら脚を運んで全国縦断上映会を展開しており、広島は28県目。12月に入ってからは大分、福岡、熊本、宮崎、鹿児島、長崎、沖縄を回り、来年1月には東京・有楽町の「よみうりホール」で全国縦断を締めくくる。「その後もホールや劇場で上映できるよう、口コミで拡げてほしい」と栗山監督は熱く語った。

『ワカコ酒』連続ドラマ化!武田梨奈が広島で「ぷしゅ〜」

 広島出身の新久千映による人気コミックワカコ酒がドラマ化されることになり、11月6日から3日間にわたり広島ロケが行われた。ワカコ酒08
 この作品は、飲んべえOL村崎ワカコ(26歳)がさまざまな場所をさすらいながら“女ひとり酒”を満喫するグルメ物語。主演は“武術女子”として知られる武田梨奈(写真右)。広島編では、同級生の亜弥役にRCCテレビ『イマなまっ!』リポーターの八谷しおりが扮し、息の合った演技で食べ歩き・飲み歩きシーンを撮影した。
 1カ月にわたりロケしてきた武田は、飲み食いの連続で体重が増えたと苦笑しながらも、「ワカコは自分の好きなことに対して幸せを感じる素直さがすごく可愛いし、しかも周りからも愛されるキャラクター。私自身、ひとりで食べに行くのが好きで、ロケの後に梅酒を買ってホテルで飲んだり…。(決め台詞の)『ぷしゅ〜』も自然に出てくるようになりました」と笑う。広島編では何処で何を食べたかはドラマを見てのお楽しみだが、「広島の食べ物はどれもお酒に合う!」と絶賛した。
 なお、このドラマはRCC1月15日にスタート、毎週木曜25時8分から放送される。